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一つ上の投資家を目差して

賢明なる投資家を目指すNEETのブログです!!

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今回から繊維業界です。来週から新卒社会人だ.

数値はすべてMSNマネー参照
評価順番は日経平均プロフィールの銘柄一覧順
計算しやすくするため実際値と多少の誤差があります

企業名:東洋紡績 コード:3101
企業の概要:紡績界名門。フィルム・メディカル・機能材など非繊維事業が約7割に、繊維は合理化推進中

03/26現在 時価総額:111,258百万 株価:149
-----------------------------------
10年間の推移(百万単位で表示)
年___純利益___長期債務___発行済株式数
00__-12,765____124,353____691
01__8,517______81,657_____691
02__-22,801____102,927____691
03__-16,396____102,704____688.9
04__16,398_____87,545_____696.7
05__21,591_____89,890_____695.3
06__21,582_____66,254_____696.8
07__20,085_____94,983_____698.0
08__13,685_____77,815_____697.9
09__-20,738____96,174_____697.9

・景気がよければ利益がでて、悪いと赤字になる、典型的な景気に左右される企業だとわかります。
・長期債務は年々減っているように見えますが、景気の波に呑まれやすいことを考えるとなんら参考になりません。
・利益を出している年に株を発行しているようです。つまり事業維持に必要な資金が足りないのかもしれません。

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貸借対照表(B/S)5年間の推移(百万単位で表示)
年___現金___負債比__ROE
05__11,889__3.76__11.3%
06__12,470__3.11__10.0%
07__14,470__2.84__10.0%
08__10,025__2.81__3.6%
09__9,956___3.52__-12.7%

・現金がまったくありません。09年の現金量では過去10年間のどの年の赤字分を埋め合わせできません。今回の不景気を耐ええるか心配です。
・負債比率が3.5を超えています。成長戦略の投資ならよいのですが、10年間の売上高と純利益の推移を考えるとリスクが高いです。
・ROEは景気の良いときに10%を超えています。が、この収益は負債を考慮するとほとんどが借金の返済と事業維持にまわり株主価値の向上には使われないと思われます。

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損益計算書(P/L)とキャッシュフロー計算書(C/S)5年間の推移(百万単位で表示)
年__一般管理費率__研究費率__営業CF__借入金(純額)
05____56.9%___10.4%___30,322__-30,852
06____57.4%___11.2%___27,203__-17,467
07____56.8%___11.7%___27,446__-16,081
08____61.9%___13.0%___23,584__-10,939
09____73.7%___15.7%___-513____24,009

・一般管理費は常に500億前後ですが売上高と粗利益率の影響で60%程度です。
・研究費率が10%を超えていますがこれは非繊維事業が主力なので仕方がありません。
・営業CFは本業の収入で09年以外は常に現金収入がありますが徐々に低下しています。
・最大の問題は借入金の返済額で、営業CFはほとんど借入金の返済に使われています。ここに減価償却費という費用をさらに引けば悲惨な状態だと理解できます。株を常に発行しているのはこの辺が原因だと思います。

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長期投資:長期投資としては危険です。

バリュー投資:バリュー投資にも適していません。

短期投機:投機的な要素がかなり高いです。

就職先として:就職先としては不安定 です。景気が悪い苦労すると思います。

評価コメント:まず思ったのが食品業界と違って一般管理費がかなり低くなっています。これは品質管理のコストの違いによるものと思います。しかし繊維では生き残れないので他分野に進出している関係で研究開発費用がかなり高くなっています。
繊維企業といえばバークシャーハサウェイです。元は紡績会社で一時的に業績が悪化(と思っていた)していたときバフェットが株式を取得しました。1965年にウォーレン・バフェットと経営陣が再建のため努力し続けましたが、ついに1985年に繊維事業から撤退しました。この有名な話からわかることは繊維事業で勝負するのは危険すぎるということです。東洋紡績はすでに7割が別事業にシフトしているので繊維事業から撤退して成長戦略に移るかが今後の問題です。ただ伝統や文化がある企業では元主力産業からの撤退は非常に難しいとは思います。



ここまで。
最後にココでは、ほぼ定量分析しかしていません。定性的な分析たとえば中・長期の経営陣の戦略や、株主のことを考えているか?あるいは企業文化に問題はないか?などなど一切触れていません。あくまで今回調べたのは簡略的な投資判断と日経225銘柄の数値的な強さを見るためです。賢明な投資家はこの記事を基に投資はしないでください。

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もし私が大金持ちだとしても、日本には投資しないでしょうね。なぜかと言うと、日本人の質がこれからどんどん低下していくと思うからです。高齢化と少子化で有能な人材がどんどん減っていくので、日本企業の研究開発力も低下していくと思うんですよ。日本の旬はとっくに過ぎたと思います。

2010.03.26 20:51 URL | ponpon #qbk0ineE [ 編集 ]


ponponさんコメントありがとうございます。
私も日本全体に関しては分散も長期投資もするべきではないと思います。とはいえ良く知らない海外への安易な投資はそれ以上に愚かです。
海外投資の基盤ができるまで私は日本国内で投資をします。そしてどんな荒波も耐えられる企業を探してそこに投資ます。上場企業約3800社あれば10社ぐらいは素晴らしい企業がきっとあるはずです。

2010.03.26 23:59 URL | drake☆ #- [ 編集 ]

WB氏は、「グッドビジネス」に投資する、といっていますね。無能な経営者でも経営できる、めちゃめちゃ儲かるビジネスという意味だと思いますが、日本ではそんなビジネスあまりないのでしょうか?
ガラパゴス化とかなんとかよく言われますが、多様性を担保できているので系全体(世界)の安定には貢献している♪のではないかと思っています。
それにしても日本企業のROE(ROA)の低さは驚きです。景気が悪いといういいわけで、経営陣は言い逃れていますが、どうしたらいいのでしょうか?

2010.09.12 09:54 URL | Sirius #- [ 編集 ]

Siriusさんいろいろ質問ありがとうございます。答えになるかわかりませんがコメントさせてもらいます。長文です。

> WB氏は、「グッドビジネス」に投資する、といっていますね。無能な経営者でも経営できる、めちゃめちゃ儲かるビジネスという意味だと思いますが、日本ではそんなビジネスあまりないのでしょうか?

 日本の場合は素晴らしいビジネス、抜群のブランド力があっても経営陣が劣悪の極みなので、投資するときは経営陣の質に重点を置いたほうがいいでしょう。
シンプルで素晴らしい企業を優秀な経営者が経営した後、無能な経営者が前任者の真似で経営しても問題ありません。しかし素晴らしい企業を経営をよく分かっていない経営者がその場しのぎの戦術を駆使して事業を維持し、その後無能な経営者が同じことを繰り返したら、最初は素晴らしい企業も今では魅力のない企業に成り果ててしまいます。

> ガラパゴス化とかなんとかよく言われますが、多様性を担保できているので系全体(世界)の安定には貢献している♪のではないかと思っています。

ガラパゴス化についてはよくわかりません。ただこの現象の原因が国内市場にだけこだわった結果だとするのなら今後日本が世界に進出しアメリカや中国と競うということはなく、ある意味国内市場の安定(成長は無し)には貢献するかもしれません。とはいえ近頃のグローバル化の流れから今後は多様性で獲得した適応力から世界市場のニーズの変化に対応したビジネス展開も期待できます。もっとも経営者が優秀であればの条件付ですが。

> それにしても日本企業のROE(ROA)の低さは驚きです。景気が悪いといういいわけで、経営陣は言い逃れていますが、どうしたらいいのでしょうか?

質問の意味が「どうすれば経営者の質・能力が上がるのでしょうか?」というのなら基本的には無理です。
例えば経営者の卵が経営の勉強をする時、参考にするのは?という質問に対してたぶん大多数の人は「過去に成功した人から学べばよい」と答えるはずです。しかしここで日本人は同じ日本人の成功者に学ぶことにします。つまり過去の偉人らが育てた今の日本企業のほぼすべてが駄目だという事実を無視して過去の偉人に学ぶというわけです。
少しでもよくする方法は大学の経営学の授業で日本で成功したすべての経営者は世界レベルで三流だとこき下ろして(この時点でもう不可能)現在の世界トップ20の企業経営者の哲学や手腕を教えることです。が、たぶん世界最高レベルの経営哲学や投資手法を学んだら日本の企業はとても居心地が悪く世界で活躍すべくアメリカに渡るのは簡単に想像できますが考えないようにしましょう。
他の方法は世界の経営術を学んだ日本人が自身が経営する企業を世界10位内の企業に育てそのノウハウを本にまとめて出版します。つまり間接的に世界の経営術をを日本に広めます。これにより現経営陣も最も成功した方法に従う可能性があり、多少は日本経済に影響を与えるとは思います。問題は最高の経営者が日本で誕生する可能性ですが・・・あまり期待しないほうがいいと思います。
最も現実的なのは政府が国をあげて経営者育成に力を入れて、何とかすることですが。ここでも日本の過去の偉人が影響しますし、だいたいころころ首相が変わる国に経営者育成ができるとは思えません。
よって基本的に無理です。
日本のバフェットが誕生するのを待ちましょう。あるいはわれわれが日本のバフェットになりましょう♪

2010.09.12 17:02 URL | drake☆ #- [ 編集 ]

日本の...

ほんと、そうですね。

ということは、保険業をはじめなきゃ。

2010.09.13 08:08 URL | Sirius #- [ 編集 ]

その意気でがんばりましょう♪

2010.09.13 23:07 URL | drake☆ #- [ 編集 ]













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